新型コロナウイルス感染者の発生について (穴山の里)第4報
令和3年6月16日
新型コロナウイルス感染者の発生について
(第4報)
この度、社会福祉法人信和会 障害者支援施設 穴山の里におきまして、新型コロナウイルス感染者が集団発生いたしましたのでお知らせします。
- 経緯:
6月4日現在 職員1名、利用者様5名の計6名が陽性と判明しました。
6月5日現在 利用者様全員と職員24名のPCR検査を実施したところ、利用者様は前日の陽性者と合わせて29名と職員2名の感染が確認されました。
6月6日現在 利用者様の陽性者は合計29名、うち4名が入院しております。職員の陽性者は10名増えて合計12名となりました。
6月9日現在 利用者様の陽性者は合計47名、うち6名が入院しております。職員の陽性者は4名増えて合計16名となりました。
6月16日現在 利用者様の陽性者は合計48名。13名が入院(内4名退院しました)となっています。
職員の陽性者は合計20名。現在入院6名、療養施設7名、退院(観察療養)7名となっております。
- 対応:
感染確認を受け直ちに山梨県及び保健所に発生状況を報告しております。保健所及び感染症専門医師並びに看護師の指導を受け、施設内の居住棟全体(1階、2階)を療養棟として対応しております。消毒、換気、有症者の隔離、防護服の着用、マスク着用及び手指消毒の徹底を行っております。里の職員配置への影響があるため多機能型事業所の就労支援B型事業所を一時閉所。6月14日までに法人内別施設職員を3名増員し12名支援(運営2名、施設支援9名、栄養士1名)に入っております。この職員は穴山の里専従となり元職場に感染リスクはありません。元職場に復帰する場合も基準に沿って対応いたします。さらに法人内職員対応の検討及び外部の障害福祉施設職員の支援の要請をいたしました。病院入院や療養所で過ごしている職員は、退院及び退所したで点で、基準上職場復帰は可能になります。ただし体調や精神状態の不安など万全を期して復帰してもらいたいため、面談の実施など復帰プログラムを作成し、本人の意向も尊重しながら復帰していただきます。山梨県、中北保健所、DMAT(災害派遣医療チーム)の方を中心にした医療看護支援など多くのご支援をいただいております。6月14日からは、DPAT(災害派遣精神医療チーム)や山梨県知的障害者支援協会の方も常駐していただけるなどさらなるご支援もいただいています。
多くの感染者を発生させたことについては、利用者の皆様をはじめ、関係者の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けしています。感染予防に努め利用者様の安全安心を確保すべく努力してまいりましたが、結果的に多数の感染者を発生させたことを真摯に受け止め、深く反省し、より一層の感染予防対策の徹底に努めてまいります。関係する皆様には心より深くお詫び申し上げます。また、多くの方からご厚意、ご支援を賜り心より感謝申し上げます。
社会福祉法人信和会
理 事 長 栗原 信