新型コロナウイルス感染症の発生について(穴山の里)第6報収束
新型コロナウイルス感染者の発生について(穴山の里)第6報収束
令和3年7月1日
新型コロナウイルス感染者の発生について
(第6報 収束)
この度、社会福祉法人信和会 障害者支援施設 穴山の里におきまして、新型コロナウイルス感染者が集団発生いたしましたのでお知らせします。
- 経過:
6月4日 職員1名、利用者様5名の計6名が陽性と判明しました。
6月5日 利用者様全員と職員24名のPCR検査を実施したところ、利用者様は前日の陽性者と合わせて29名と職員2名の感染が確認されました。
6月6日 利用者様の陽性者は合計29名、うち4名が入院しております。職員の陽性者は10名増えて合計12名となりました。
6月9日 利用者様の陽性者は合計47名、うち6名が入院しております。職員の陽性者は4名増えて合計16名となりました。
6月16日 利用者様の陽性者は合計48名。13名が入院(内4名退院)となっています。
職員の陽性者は合計20名。現在入院6名、療養施設7名、退院(観察療養)7名となっております。
6月23日 利用者様の陽性者合計49名。15名が入院(内10名退院)となっています。職員の陽性者は合計21名。現在入院2名、療養施設2名、退院(観察療養)17名となっております。
7月1日現在 利用者様の陽性者合計49名。15名が入院(内14名退院)となっています。職員の陽性者は合計21名。現在入院1名、療養施設0名、退院(観察療養)20名となっております。
利用者様1名、職員1名の入院者も回復傾向にあります。
- 対応:
発生から昨日(30日)まで山梨県、中北保健所、DMAT(災害派遣医療チーム)、DPAT(災害派遣精神医療チーム)の方を中心にした医療看護支援など多くのご支援を頂いておりました。
陽性者の回復状況及び新規感染者の発生がないことから
・25日にはDMAT、30日にはDPATの支援が終了となりました。
・25日には陽性者の感染力がなくなったとして居住棟1階、2階の陽性者ゾーニングの解除を行い、29日には全施設の隔離解除ができ障害者支援施設として通常業務が可能な状況になりました。
・職員のPCR検査は6月19日以降陰性判定が継続し、28日まで全員が陰性という結果からPCR検査の定期検査も終了しています。PCR検査陰性職員は、6月25日までにワクチン接種1回目を施設内で実施しています。利用者様及び職員の陽性者はウイルスの抗体保持と感染力なしとの観点からワクチン接種の必要はないと判断をいただいています。よって、陰性者のワクチン接種2回目の実施及び接種2週間経過後は、陽性者を含めた利用者様及び職員は新型コロナウイルスの抗体を保持できる事となります。
・29日以降通常業務が可能となっていますが、職員の体調不良による復帰遅延が続いており、いまだ業務や支援内容が停滞しております。26日以降、職員の復帰状況から山梨県知的障害者支援協会からの人的応援をいただいておりご支援の調整を行いながら感染前の支援環境に戻してまいります。
上記の結果から、今回の集団感染並びに拡大については収束したものと判断いたします。
多数の感染者を発生させたことを真摯に受け止め、深く反省し、より一層の感染予防対策の徹底に努めてまいります。関係する皆様には心より深くお詫び申し上げます。また、多くの方からご厚意、ご支援を賜り心より感謝申し上げます。
社会福祉法人 信和会 理 事 長 栗原 信