韮崎市内にある旅館のお客様用スリッパ入れを環境に優しい物で作れないかとお話をいただいて早１年･･･

糊を使わず、１００％リサイクル可能な新聞紙を使い、韮崎にまつわるイラストも付け、持ち手は温かみのある毛糸で作成しています。作り始めてから何度もバージョンアップし、その度に旅館の若女将に提案しながら今の形になりました。

利用者は昼休みに職員と一緒に作ります。新聞が折れる人は袋の部分を作成し、編み物が出来る人は持ち手を作り、色を塗る人、イラストを切る人、紙に穴をあける人、持ち手を結ぶ人…と、作業を細分化することで多くの利用者が取り組めるスタイルにしています。「作りたい」と希望する方も日に日に増えています。

旅館のお客様から評判も良く、誰かの役に立つことや、ありがとうと言ってもらえることに喜びも感じながら、地域の一員として私達にもできる事があるということを実感しながら進めてきました。事業所の職員だけではできないことがたくさんあります。色々な人と一緒に何かが出来ることは地域参加への第一歩だと感じます。

そしてこの度「山梨マイクロプラスチックゴミ削減プロジェクト」の、みんなのライフスタイルアイディアとして、会長賞を受賞いたしました‼

旅館の若女将がご報告に来て下さったので、喜びを分かち合い、記念撮影📷✨

若女将に「僕は持ち手を編んでるんだよ」「上手に折れるようになったよ」と報告をする利用者の姿がありました。

誰かの役に立つこと、やることがあるって良いですね😊

これからも色々な方と一緒に進めていきます‼

 

～スリッパ入れ作成の様子～

 

旅館ではこんな感じで使っていただいています！

 

韮崎市商工会主催の「まちぜみ」では、旅館と協働で「環境に優しいエコバック作り」を行い、利用者２名がレクチャーする役として参加しました。

 

レクチャーした利用者２名は、参加後に前向きな気持ちが芽生えています🌱

 

立派な賞状です✨

みんなで続けていきます🌈